規則に従うのが日本人流

子供達がまだ小さかった頃、同様に日本で子育てをしている友人達から、幼稚園入園に際しての手作りバックやお弁当作りの苦労話をよく聞かされました。必死の思いで幼稚園受験を掻い潜って、ようやく入園が決まったら、今度は、やれ体操着だ、上履きだ、歯ブラシセットだと、いろいろな物を入れる為のサイズ指定のお手製バックが必須だったり、毎日のお弁当を思い切り手の込んだものにしないと肩身が狭かったりと、アメリカでは考えられないような話ばかりでした。手作りのバックを持参することが規則となっている学校など、ニューヨークのプリスクールやキンダーガーテン(こちらでは1年生に上がる前の1年間がキンダーです)では、まずあり得ない話ですが、仮にそのような指示が学校側からあったとしても、すんなり従う親はほとんど皆無だろうという気がします。おそらく、大反発して大騒ぎすり親と、あっさり不可能なことと無視する親が大半で、規定のものを持参する子供はほとんどいないでしょう。これが日本では、裁縫のできる、できないに関わらず、知人に頼んだり、どこかにオーダーしたりしてでも、全員が揃って規定のものを持参するのですから、考えてみるとすごいことです。

一糸乱れぬ日本人に+1 !

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なぜ手作りなのか?
幼稚園側としては、手作りを求める理由として、たとえ見栄えが良くなかったとしても親の愛情を最大限に表現することができるとか、子供達が自分の持ち物を明確に区別できるなどの理由を挙げることが多いようです。裁縫が苦手だとか、ミシンがないとか様々な理由から、裁縫洋品店でオーダーしたり、インターネットで購入したりという親もかなり多いようですから、親の愛が込められているかどうかは疑問ですし、今時の子供達の中には
誇るべき日本人の国民性
日本人は、国際社会における発言力や自己主張する力が十分でないなどとよく言われます。でもこれは、裏を返せば、我々が秩序を守り協調性を重視する国民性を持つが故とも言えます。そして、それは、東日本大震災の時の被災者がお互いを助け合い譲り合う姿や、ワールド・カップの試合後に清掃を行うファンの姿に、世界中からたくさんの賞賛の言葉が贈られたことからも判るように、他国の人々を感心させる極めて特別な国民性なのです